蕨中央動物病院の知っておいた方が良い病気のお話〈リチャード先生のお話〉
鎮静と麻酔 2
このお話はシリーズです。前のお話をまだ読んでない方は以下からどうぞ👇
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鎮静をかける、というと時折「かわいそう」「そこまでするなんて」という声を聞きます。確かに人間では暴れる人を鎮静剤打って何か処置をする、という場面にほとんど一般の方は遭遇しませんから、我が子である愛犬・愛猫に薬を使って…というのは抵抗がある気持ちも分からなくもありません。自分も昔は基本的に鎮静を使わないで検査や処置を実施していましたが、気性の荒い子や極度の緊張状態でどうしても保定が難しく、スタッフが怪我をするということも目の当たりにしてきました。
極度の緊張状態や興奮状態にあると、まれにショック死を起こすことがあります。嘘かと思うかもしれませんが、動物の医療においてはしばしば起こりうることです。緊張状態=交感神経がものすごく活発になっている=心拍数や血圧がものすごく上昇している状況下で、さらに検査のストレスや注射の痛みが加わることで急な不整脈を引き起こしたり、体が秩序を直そうとして副交感神経が優位になり一気に心拍数と血圧が低下したりすることが原因です。人間でもごくまれに、採血をする時に腕に針を刺されると急に血圧が下がって貧血様の症状が出る、というのを皆さんも聞いたことがあると思います。そういうことがペットであってもよく起こります。
鎮静をかけると、動物は意識が弱くなって脱力します。もちろん呼吸を止めず、十分必要な検査や処置ができる様な鎮静量をその子その子で調整して投与します。心拍はゆっくりになって落ち着き、脱力(軽度の筋弛緩)もしてくれるので検査をする時の抵抗もほとんどあ
りません。これはレントゲン検査やお腹の超音波検査をする時に大いに役立ちます。
お次はこちら→鎮静と麻酔 3
〈蕨中央動物病院〉は地域のホームドクターとして機能しつつ、他院からの紹介やセカンドオピニオンも多く受け入れています。
・他院では治療が難しいと言われた
・高齢で麻酔が危ないから手術できないと言われた
・暴れるから治療や検査ができないと言われた
・ずっと治療しているけど治らない
・他の病院の意見も聞きたい
・いま通院している病院の治療が高額で困っている
・自分はこう思うけど、担当の先生に言いにくい、、、
etc…
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