蕨中央動物病院の知っておいた方が良い病気のお話〈リチャード先生のお話〉
鎮静と麻酔 1
「麻酔をかけるのが怖い」「眠らせて大丈夫なの?」と心配される飼い主様はたくさんいらっしゃいます。その気持ちはとてもよく分かります。ただ、鎮静や麻酔は「リスクのあること」というよりも、動物たちにとって「安全に・楽に・素早く処置を終わらせるための手段」として、当院ではとても大切に考えています。
「鎮静」と「麻酔」。似ているようで違うので、自分なりの解釈をご説明いたします。
「鎮静」は呼吸を止めずに眠気や落ち着きをもたらすもので、採血・処置・画像検査などに使います。当院には耳の内視鏡の<ビデオオトスコープ>というものがありますが、金属製の物を耳に入れるので当然嫌がる子は多いです。でも、なんとか耳の中を見たい… そんな時は軽めの鎮静をかけてあげることで耳の中をしっかり評価することができ、適切な治療に導くことができます。大きな処置はできませんが、呼吸も止めないし、すぐに覚醒させることが可能です。
「全身麻酔」は自発呼吸を保ったままも可能ですが、途中で呼吸が止まるリスクがあるため原則として<気管チューブ>を挿入し、状況に応じて人工呼吸管理ができるように呼吸を管理しながら眠らせる方法で、基本的には痛みを伴う処置や外科手術などに使います。
嫌がる動物を無理やり押さえつけて処置することは動物にとっても大きなストレスになりますし、人間側も咬まれたり引っ掻かれたりするリスクがあります。鎮静を適切にかけることで、動物は過度な緊張を感じることなく、気づいたら処置が終わっている——そんな状態にすることができます。これはむしろ、動物と人間の両方に優しい選択肢だと考えています。
鎮静・麻酔薬は種類も多く、その子の年齢・体重・体調・気質に合わせた薬の選択と量のコントロールが非常に重要です。「使うかどうか」より「どう使いこなすか」が動物医療における鎮静・麻酔の本質だと思っています。不安なことがあれば何でもご相談ください。
〈蕨中央動物病院〉は地域のホームドクターとして機能しつつ、他院からの紹介やセカンドオピニオンも多く受け入れています。
・他院では治療が難しいと言われた
・高齢で麻酔が危ないから手術できないと言われた
・暴れるから治療や検査ができないと言われた
・ずっと治療しているけど治らない
・他の病院の意見も聞きたい
・いま通院している病院の治療が高額で困っている
・自分はこう思うけど、担当の先生に言いにくい、、、
etc…
ちょっとでも”困ってる”と思ったら、お気軽にご相談ください!
蕨市、戸田市、川口市、さいたま市南区や都内から多くの方にお越しいただいております。
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