耳の内視鏡〈オトスコープ〉について

蕨中央動物病院の知っておいた方が良い病気のお話

耳の内視鏡〈オトスコープ〉について

従来の耳の治療というと、表面の耳アカを取ったり、少し掃除をして液体のお薬を注入するといったものでした。

これで良くなるケースもいますが、”耳の奥”に溜まっている耳垢を除去しないと薬を注入しても効果がなく、すぐに再発したり慢性化してしまう症例が多くいました。

また、耳垢がどれほど溜まっているかが分からないため、盲目的に耳洗浄をするしかなく、一部の症例は耳洗浄をすることによってかえって悪化させてしまうという事例もあります。

耳の内視鏡〈オトスコープ〉が登場してから耳の治療は大きく変わりました。

今まで評価が難しかった耳奥のアカを見つけられ、鼓膜もしっかり確認できるので中耳炎を併発しているかどうかも分かるようになりました。

内視鏡を挿入した状態で耳洗浄もできるので内部も非常にきれいになり、これにより耳のお薬もしっかり効くようになることで難治性の耳炎にも対応できるようになりました。

当院でもオトスコープを用いた耳洗浄をおこなっています。

無麻酔でできることもありますが、基本的には全身麻酔が必要な処置にはなりますので、お耳のトラブルでお困りの飼い主様はお気軽にご相談ください。

埼玉県蕨市にある蕨中央動物病院。
埼玉県でエキゾの診療と言ったら、まずは当院にご相談ください！
蕨市、戸田市、川口市、さいたま市南区や都内から多くの方にお越しいただいております。
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