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大動脈血栓の手術

蕨中央動物病院の知っておいた方が良い病気のお話

大動脈血栓の手術

 

先日他の病院から猫ちゃんの大動脈血栓塞栓の症例の相談があり、内科での改善が見られなかったため外科手術により血栓を摘出しました。
術後しばらくして青くなっていた肉球がピンク色に戻ってきて、動かせなかった後ろ脚も現在、徐々に動かせてきているようです。
猫ちゃんには心臓病が原因で血栓ができ、その血栓がある時心臓から大動脈を流れて股のところの分岐部の血管で詰まってしまうということがあります。
血栓塞栓を起こすとその先(後ろ脚)へ血液が巡らなくなり、最悪の場合は壊死を起こして断脚をしなければならないケースもあります。
血栓をできにくくする注射や血栓を溶かす薬などがありますが、それでも良くならない場合はカテーテルによる血栓の除去や、開腹手術による血栓の直接の摘出が適応となりますが、非常にリスクが高いのも特徴です。
その子の病態をしっかり把握したうえで、よく相談して治療を考えていく必要があります。

埼玉県蕨市にある蕨中央動物病院。
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